校長室から

 

 令和7年度が始まりました。

 本年度は、28名の新入生を迎え、計240名のしずはまっ子となりました。

 毎年、子供たちが家庭・地域に支えられながらそれぞれの力を育んでいます。ありがとうございます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 これから子供たちが生きていく10年後、20年後は、予測困難な時代と言われていますが、すでにそんな時代は始まっていると感じます。今、社会からは、どんな時代でも生き抜くために、子供たちには、変化や問題を主体的に受けとめ、多様性に柔軟に対応しながら、個々が感性を働かせ、自らの人生を切り拓いていくことや目的をもって自分らしく生きる力が求められます。そこで、子供たちにはどんな時代であろうとも、自分の考えをもち、正しく判断し、行動する、そんな力をつけてほしいと願い、教育活動を行っています。

 また、学校ではそのような力を育成するとともに、創造性や専門性を身に付け、人としての感性や思いやりを発揮できるようにするとともに、よりよい社会と豊かな人生を創り出すことができるような人間性を育んでいきたいと考えます。

 そのために、学校では子供たちに多くの経験をさせていきます。教師がお膳立てしすぎることなく、子供が考え、取り組んでいくことができるような機会を設定していきます。その中で失敗することもあるかもしれません。それも一つの経験と考えます。失敗を繰り返すことで気づくこと、できるようになることもあります。また、失敗を経験することで個が強くなるとも考えます。学校は子供たちが挑戦し、成長できる場と考えます。

 このような教育活動を行うことができる学校を、本年度も家庭・地域の協力を得ながら進めていきたいと思います。共に育ち、共に成長する『共育』をすすめるため、皆さんのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。